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Ryu’s Voice #171

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代表取締役社長 村野隆一

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

さて全体的に暖かかった2月とは打って変わって、なかなか気温が上がらず肌寒い日が多かった印象の3月。

当初は開花も早まるのでは?と言われながらも一向に咲く気配がなかった都内の桜の花も、ここにきての急激な気温の上昇に伴いようやく蕾も開きはじめ、いよいよ今週には見頃を迎えられるのではないかという感じですね。

ちなみに今年は新型コロナがいわゆる" 5類 "に移行されてから初めての花見シーズンになるということもあり、ここ数年続いたような行動規制がないため相当多くの人出が予想されているとのことで、その経済効果は昨年を大きく上回るのではないかとの予測も出ているようです。

関西大学の宮本名誉教授が先日発表した推計によると、今年お花見に出かけるであろう日本人の数は6,149万人にも上ると予想されており、その経済効果は2023年の6,158億1,211万円に対し

1兆1,358億7,149万円ということで、単純計算すると約1.8倍ぐらいになるのではないかとのこと。

内訳としては、お花見客の交通費・飲食費・土産代などの直接効果と、その直接効果の中における原材料費等の売上増加額である一次波及効果を合わせた金額が約8,624億2,095万円、さらに生産者や小売りの収入に影響する二次波及効果が約2,734億5,054万円と計算。よって全てを合わせた経済効果は約1兆1358億7149万円になると発表したそうです。

なおこの経済効果全体のなかには、約373万人(3月~4月)と推定される訪日外国人観光客の分も含まれているとのことで、国土交通省観光庁の報告書でも訪日外国人客の一人一日当たりの宿泊費や観光やレジャーを含めた旅行支出額が平均約3万286円とされていることから考えると、こちらも全体に影響するインパクトとしてはかなり大きいように感じられます。

大手旅行会社の調べによると、観光で日本にやって来る外国人の方たちにとっては、我々が思っている以上に「日本と言えばサクラ」というイメージがあるそうで、また欧米ではこの3月~4月の時期にかけてはイースター休暇とも重なるため、今後もお花見シーズンを目がけて来日される観光客の方たちは増えてくるのではないかと期待されているとのこと。

例年の予測から3月末の開花を見越してツアーを組んだにも関わらず、今年は時期が外れてしまって残念ながら満開の桜を見れずに帰国しなければならなくなった外国人観光客の皆さんにはちょっとかわいそう�な気もしますが、ここは次回の楽しみということで取っておいて頂き、ぜひまた日本に遊びに来て頂きたいところですね。

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代表の村野です!自己紹介をします。

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