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Ryu’s Voice #197

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代表取締役社長 村野隆一
 

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代表の村野です!自己紹介をします。

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

さて、最近では“チャッピー”の愛称で親しまれ日本でも多くの方が利用している対話型AIの「ChatGPT」ですが、いま若者たちの間ではこの“チャッピー”に日々の些細な悩みや人間関係の問題などを日常的に相談する動きが急速に広がっているそうで、最新の意識調査では20代以下の半数以上がAIに人間関係についての相談をしていることが分かったとのことです。

確かに自分の都合に合わせて無条件に寄り添ってくれるAIというのは、

自己開示をして傷つくリスクを避けたい若者たちにとっては願ってもない相談相手に見えるのかもしれません。

ただ先日各メディアで報道された某プロ野球チーム監督の辞任問題の発端になったことでも話題になりましたように、AIが出した答えが最良だと思い込み頼り切ってしまうことに対するリスクは大いにあり、今の段階では決して万能とは言い難いようにも思えます。

もちろん外食業界においても、売上予測や需要予測による仕入れの最適化、

シフト作成の効率化からメニュー開発のアイデア創出まで、AIの活用は急速に広がっており、今後もその活用の幅がさらに広がっていくのは間違いないことかと思われます。

しかし、外食産業の本質を考えたとき、AIだけで成立する業界ではないというのはあたりまえのこと。

それは、外食産業というのは単に料理や飲み物を提供するだけのビジネスではなく、人が人をおもてなしし、楽しませ、喜ばせることに価値がある「ホスピタリティとエンターテインメントのビジネス」であるからに他なりません。

確かにAIは膨大なデータを分析し、合理的な提案をすることは得意ですが、人と人との関係性といったような繊細でデリケートな領域においては、やはり数字やデータだけでは読み取れない部分が多いというのが現実。飲食の現場において特に必要な「店内の空気感を感じ取りながら最適な対応をする」といった力は、現時点では人間にしか持ち得ない能力であり、そのような「人だからこそ生み出せる価値」は、効率や合理性だけでは測れないものだと思います。

テクノロジーがどれだけ進化しても、レストランビジネスの中心にいるのは「人」であるということに変わりありません。お客様を喜ばせたいという想い、仲間とともに良い店をつくりたいという情熱、人と人とのつながりから生まれる感動、それこそが外食産業の価値であり、AIには代替できない領域です。今後はAIの力を借りながらも、それはあくまでも人がより良いサービスを提供するためのサポート役と捉え、人間ならではの温かさや感性という部分を改めて大切にしていくことが、外食産業の更なる発展において最も重要なテーマではないかと感じている次第であります。

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