Ryu’s Voice #137

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代表取締役社長 村野隆一

平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。

さて、またしても緊急事態宣言が延長になりましたね。そして飲食店さんに対しては相変わらずの時短営業と酒類の提供禁止要請。

単純に他の方法が思いつかないのか、あるいは新しい取り組みで結果が出てしまった時に「今までは何だったんだ!」と叩かれるのが怖いのか。時短を緩和しながらの人数制限や1組あたりの時間制限の要請など、まだまだ試していないこともいっぱいあると思うのですが。

人命が関わることなので闇雲にトライ&エラーを繰り返すことが良いとは言えませんが、実際明確な根拠もないうえに、もうこの方法だけでは大きな成果は得られないというのがわかっているのであれば、普通は「もう少し違う策を試してみるべきなのでは?」と考えるのが自然なはず。

その点に関しては、直接被害を被っている私たち外食関係者のみならず、外食することを楽しみにしている方たちや、元々外食が生活の一部になっている多くの方たちが疑問と憤りを感じているのではないでしょうか。

そんな中でIOCの強硬的ともとられる東京五輪の開催発言。相変わらず報道メディアにネガティブな解釈で面白おかしく切り取られ、大会組織関係者側の本意が伝わっていない部分も多いかと思いますが、何ともタイミングが悪いというかなんというか。

個人的には未だに「できることならぜひ開催してほしい」という気持ちはありますが、これまで以上に開催反対へと世論が傾いてしまった今、開催を手放しで喜べるかというと難しいところはありますし、何よりこのままの状態で開催ということになれば参加選手達にとって非常に可哀そうな気がします。

これだけ叩かれれば今までずさんだった”水際対策”についてはさすがに徹底するでしょうから、やはりこの現状を打破できるのはもうワクチンしかないかと。

菅総理の言葉を信じるのであれば、7月末までには最低でも1億回分のワクチンが用意されるとのことなので、あとはしっかりと接種体制を整えられるかどうかが勝負どころ。

実際のところあれだけ多くの感染者を出したアメリカNYでも、ワクチン接種がある程度進み規制が解除された後には、売り上げがV字回復しているという日系飲食店さんの話しも聞いております。

今はとにかく、ワクチン接種によって集団免疫が確立された後の明るい未来を想像しながら、希望を持って前に進んでいきたいところであります。